北海道ツーリング2021 Day0 〜初フェリーは発見がいっぱい〜
2021年の夏、北海道へツーリングに行ってきた。
こういう時期なので、色々な意見があることは承知しているが、いろいろな注意やリスクを覚悟した上での判断。
14時半ごろに自宅を出発。オリンピックの影響で首都高が使いづらくなっているので、自宅を出た後、外環に乗り常磐道を経て大洗のフェリー乗り場へ向かった。途中のPAで北海道行きらしいライダーを見かけて勝手にテンションが上がる。
大洗のフェリー乗り場には出港となる19時45分の約3時間前に到着した。
抜けるような青空だった。この後の旅の天候がどうなるかなんて、この時点ではイメージしていなかった。
手続き完了後、乗船車両の駐車場にバイクを移動。
後から考えると、到着時点でフェリー待機用駐輪場に置いたほうが良かった。バイクは移動のたびにヘルメットをかぶったり、グローブを付けたりと、車よりやることが多いので、少しでも効率的に動く方法を考えなくちゃいけない。バイクはつくづく操作以外にもすごく頭を使う乗り物だなと思う。
待ち時間の間にフェリーをじっくり見るとやっぱりデカイ。
乗船待ちの駐車場にはすでにフェリーを待つバイクがたくさんいた。北海道ライダーってこんなにもたくさんいるんだとしみじみ。老若男女、バイクも種類も様々で見ていて飽きない。
乗船開始までは、船内持ち込みの荷物をまとめたり、周囲の人を観察したりして過ごす。
バイクと記念写真をパチリ。
係の人の合図で乗船開始。係員にバーコードカードを提示して、指示される列に並ぶ。
一斉にバイクのエンジンを掛けた時の排気音がかっこいい。なんでバイクの排気音は人のテンションを上げるんだろう。（一部の人だけ？）ちなみにバーコードカードは出しやすいように予め準備しておかないと、グローブ取って、ポケットからカードを出して、バーコード読み込んでもらって、ポケットに入れて、グローブを、、と、なかなか面倒くさい。バーコード検札のあとで、少しの移動であればわざわざグローブをしなくても大丈夫ということに気付く。こういうところでスマートに振る舞いたいと思ってしまう性質。
そしていよいよフェリーに乗り込む。
初めてのバイクでの乗船は緊張マックス。上記写真タラップのセンターを走る。教習所での一本橋を思い出す（実際はもっと広いが）。トラックコンテナ、一部乗用車（高級部屋の人？）バイク、という順番で乗せている様子。乗り込む際は緊張したが、船内をゆっくり慎重に走行。乗ったフロアから1つスロープを降りて、係員の指示に従い無事車両停止位置へ。
バイクを駐輪すると、すぐに係員の人がガチャでロックしてくれた。
予め船内持ち込み用に小分けした荷物を持って乗り込んだ。ヘルメットはホルダーにつけておいた。結構持って上がる人もいた。出港後駐輪ゾーンは閉鎖されるので安心かなという判断。
駐輪場はフェリーの2階で客室は5階まで上がる。エレベーターもあるがなかなか来ないので、狭い階段を登ることにした。ほとんどの人は階段で上がっている。5階までの階段は結構きつかった。
階段を上がりきると船内へ。いきなり普通の建物の中に入った感じ。
係員の誘導で今夜のねぐらを目指す。今回はコロナの心配があるので、多少はプライベート空間が確保される「コンフォート」クラスにした。
部屋はカプセルホテルみたいで、テレビ、照明、コンセント付き。備品はスリッパ、シーツ、薄い布団があった。
乗船時から風呂に入れるので早速入浴。
サウナ付きのちゃんとしたお風呂。船の中でお風呂に入るのは変な感じ。
風呂から上がると大洗の夕焼けが。
食事もまもなく可能に。バイキング形式。お刺身やサラダ、ハンバーグなどがあって結構豪勢。値段も豪勢（夕食朝食セットで2,600円）
携帯は基本圏外だった。ロビーにwifiはあったがネット接続はイマイチだった。
食後しばらくしたら出港。
残りの時間は部屋で読書や予めダウンロードしておいた映画を見ながらゆっくり。
横になるとやっぱり多少の揺れは感じる。少し寝付きは悪かったが、気がつくと眠りに落ちていた。
