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北海道ツーリング2021 Day1 〜暑いのはこの日だけだった〜

f:id:slopelife:20210814231832p:plain 寝付きが悪いなと思って、時計を見たら朝の7時だった。いつのまにか熟睡していたらしい。窓のないカプセルホテル状の空間なので、いわゆる「朝感覚」を味わえない。 いよいよ北海道上陸〜旭川に向かう日が始まる。

さっそく甲板に出てみたら清々しい天気だった。

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遠くには陸地が見えている。地図を確認すると岩手県のあたりだった。海を眺めていると何故か飛び込みたい衝動に駆られる。写真を撮りながらメガネや携帯を海に落としたらどうなるんだろうと無駄に不安になる。いつもそうだが、そこで一番やっちゃいけないことを思いついてしまい、その衝動を押さえるのにウズウズしてしまう。

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7時半から朝食タイム。昨晩に引き続き、和洋折衷のバイキング形式だった。

海を見ながらの朝食はセレブ感たっぷり。そして旅の朝食はつい食べ過ぎがち。

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朝食後、風呂に再び入る。昨晩入った時には窓の外は真っ暗だったので、朝風呂ではオーシャンビューをたっぷり味わう。サウナにも窓があって海の景色を堪能していると、気がついたら6分も経っていて新記録を達成した。

 

風呂と朝食がおわったら、到着までは暇をもてあました。ウトウト寝て、ツーリングマップル見て、船内をウロウロして、を繰り返す。

 

ロビーでスマホに記録用に書いているメモを整理していると、隣に座ってた夫婦の旦那さんがいつか車でアメリカ横断したいようなことを言ってた。自分もいつかバイクでアメリカ横断をしてみたいと思っていたので、あやうく「僕もなんですよ」なんて会話に入る怪しい人になるところだった。男は大なり小なりみんなそうなんだろう。奥さんはハイハイ、という感じ。女性はだいたいそうなんだろう。

 

そうこうしているうちに、到着の約1時間前というアナウンスがあった。定刻通り到着できそう。

 

港に入り、いよいよ北海道に来た、という感じがしてきた。

苫小牧港は大きなフェリーやタンカーが数隻止まっていて、大洗より大きな港のような感じがした。

 

接岸後、階段を降りて車庫へ移動し、船内持ち込み荷物をまとめて下船の準備をする。

一通り準備が終わり待機タイムになる。待ってる間はすごく暑かった。近くにいた年配の男性と少し話したら、毎年バイクで北海道に来て登山をしてるらしい。利尻岳は始発のフェリーで入って上り、最終フェリーで戻ってきたとのこと。すごい足だ。

 

乗船と同じ様に緊張しながらバイクを操作していよいよ下船。

一旦止まって撮影、準備をして本日の目的地、旭川へ出発した。

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夕方から天気が崩れるとの予報だったので、早めに到着したほうが良いと考え、旭川までは高速道路を使って移動した。移動中はとにかく暑く風が強かった。北海道でもこんなに暑いのかと思ったが、後から考えると今回のツーリングでは唯一と言っていいぐらいの「暑い」体験だった。

 

日本最北端のSA「砂川サービスエリア」に寄って小休止。

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最北という表示を見ると遠くに来たんだなと思う。とはいえ最北端といえど気温は30度超えだったので、暑い中ジェラートが美味しかった。

 

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砂川SAからもう少し走って旭川に到着したのは16時頃。だんだん雲が出てきて、空には稲妻が見えた。明日以降の天気が不安になる(的中する)。

 

ホテルに到着。先客のバイクが2台止まっていた。部屋に荷物を降ろし夕食へ。

旭川駅前の山頭火本店でラーメンを食べた。カップ麺は何度か食べたことがあったが、まさか旭川が本店とは知らなかった。f:id:slopelife:20210814231615j:plain一番オススメの塩ラーメン。旨し。

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翌日は早いので早めに休む。

  

明日からいよいよ本格的な北海道ツーリングが始まる。

本日の移動距離:197km